大工さんの作業場
ウチで使う木は上州のスギと信州のカラマツ。
上の写真がスギ。
こちらがカラマツ。
そして真冬に土地で伐採したアカマツも2本が梁になるべく、すでに上のように横たわっていた。施主がのんびりしている間に作業は着々と進んでいる。
スギはこの赤身があるのが特徴。年月を経るに連れて赤身は消えていくのだという。
柔らかそうなスギの木に対して硬そうなカラマツ。土台などの家の要に使われる。
県産の木材を使うと県から「信州ふるさとの住まい助成金」という助成金が出る。
去年は50万円だったが、今年は40万円になってしまった。
適用されるには県産材が全体の50%以上であるなどの条件があるが、上に書いたように信州産のカラマツと上州産のスギを使う事になっている。当初の設計のままだとスギの比率が大きかったため、カラマツを少し増やして条件を満たしたとRさんから聞いた。
地産地消という意味では県境の軽井沢は上州だろうが信州だろうがどちらでも構わないが、これも助成金を得るため。
設計図をもとに大工さんが作った図面。ベニヤの板に描かれていた。
墨壺。
大工さんの道具だ。
こういう道具をそろえている大工さんも少なくなったと聞く。
本物の大工さんに建ててもらう家が楽しみだ。
by nekoana1996 | 2008-07-09 21:50 | 家造り